WORKS

バンドルミシンによる刺繍とは

現在、世にある刺繍の殆どはコンピューターミシンによる刺繍です。
当荒井特殊刺繍商店では、1点1点をハンドルミシンを使用し手作業で刺繍致します。
コンピューターミシン式の大量生産の刺繍とは違う 1点モノの贅沢なカスタムをお楽しみ下さい。

使用ミシン


  • SINGER 114W-103
    (シンガー114W-103)

  • SCHIRMER
    (シルマーポスト型)
どちらも100年近く前のヴィンテージミシンです。
このミシンを使用し、チェーン刺繍サガラ刺繍を施します。シルマーポスト型は、世界でも稀な帽子用ミシンです。
帽子への刺繍をはじめ、洋服の肩や袖口、パーカーのポケット等様々な箇所に刺繍が可能です。

刺繍可能領域が通常のミシンよりかなり広いので、
刺繍不可と他で断られた製品も是非お問い合わせ下さい。
稼働しているポスト型のハンドルミシンは日本で唯一この1台のみです。

チェーン刺繍とは

ヴィンテージ衣類(特にアメカジ)で良く知られる刺繍です。
鎖をつなぎ合わせた様な独特の風合いがある刺繍です。

サガラ刺繍とは

モコモコとした風合いが特徴の刺繍です。パイル地や絨毯の様な立体的な仕上がりになります。
アメカジの中でも特にスタジャンやレタードカーディガンに使用されるイニシャルをサガラ刺繍にしたモノがヴィンテージでも良く見られます。
この刺繍の特性上、基本はワッペンになります。
※洋服に直接刺繍も可能ですが、注意が必要ですので、打ち合わせ(オーダー等)の際にお伝え致します。

特殊な素材

レザー
薄手の革であれば刺繍が可能です。
しかし、全てのレザーが可能ではありません。
極端な例ですが、同じレザーでも刺繍が出来たり失敗したりします。
ですので、「一度、刺繍を施してみないとわからない」というのが答えです。
一度、針を通すとレザーの場合、穴が残ります。その場合、弁済保証は出来ません。
そのリスクをご承知頂ければレザーの刺繍はお受け出来ます。
また針と糸を通しますので防水性は著しく低下します。
ナイロン系
ナイロン生地もレザーと同じです。刺繍をしてみないとわかりません。
レザーほど失敗リスクは高くないですが、リスクを負担、承知していただければナイロン生地の刺繍はお受け出来ます。
仕上がりの際には生地はかなり寄りますのでご了承下さい。
また針と糸を通しますので防水性は著しく低下致します。
ニット、スウェット地
薄手の伸縮する素材はほぼNGです。薄手の生地でなければ刺繍可能です。
しかし、チェーン刺繍は「かえし」の付いたカギ針を使用している為、刺繍の中に生地の繊維が混ざる事があります。
その為、仕上がりが「まだら」になります。繊維が混ざる確率は、生地により大きく変わりますので、仕上がるまでわかりません。
そのリスクをご承知頂ければニットやスウェットの刺繍はお受け出来ます。

 

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